婚約指輪では指輪につける石の種類とクオリティーが重要になってきます。
特に多くの人が憧れるダイヤモンドの場合には、その形や大きさ次第で婚約指輪の印象が大きく変わってきます。
でも、普段の生活のなかでは、ダイヤモンドの違いなんて、考えることもないですよね。
ダイヤモンドを評価するときには、基準となる4つのCがあります。
1つめはCarat(カラット)。
重さという意味です。重いということは、それだけ大きい石ということになり、輝きが増すので魅力的な指輪に仕上げることが出来ます。
婚約指輪では、記念日や年齢など意味ある数字に合わせて選ぶ事がめずらしくありません。
次はColor(カラー)。
色という意味です。
ダイヤモンドと聞いて思い浮かべるのは、無色透明のものでしょう。
でも、イエローやピンクなど色がついているダイヤモンドもあります。
無色透明に近いほど希少で高価とされ、黄色が濃くなるほど価値が下がってきます。
でも色がついていれば、全て価値が低いのかというと、最近では色がついているものでも評価が見直されており、ブルーダイヤのような珍しい石は一級品として扱われています。
そして、Clarity(クラリティ)、透明度。
ほとんどのダイヤモンドでは石ができる過程で異物が混じりこみます。
それを内包物と呼ぶのですが、肉眼で確認できるレベルから、専門家がルーペや宝石顕微鏡で確認してようやっと見つかるレベル、全く見つからないレベルというように区別する事ができます。
当然、内包物がなくて透明度の高いものが高価です。
最後はCut(カット)で、ダイヤモンドの輝きです。
ダイヤモンドの場合、石そのものよりも、反射した光を目にすることが多いわけで、このCutによってその印象が大きく左右されるといってよいでしょう。
形状、輝き方をぜひ実物や写真でよく見比べてみましょう。石の個性が楽しめると思います。